セルティックは日本でもかなり知名度が上がっていますが、スコットランドリーグについてはそれほどよく知らないという方が多いのではないでしょうか。
スコットランドのサッカーは、スコティッシュプレミアを最高峰に、1部、2部、3部の3部制の下部リーグが存在します(下部リーグのチーム数はそれぞれ10。計30チーム)。
スコティッシュプレミアは1890年に創設され、イングランドプレミアリーグの次に、世界2位の長い歴史を持つリーグなんです。
なお、第一次世界大戦中は、戦争による被害がそれほど激しくなかったため、リーグは中断されることなく、規模の縮小を除いて通常通り開催されていました。
そのために、開催数ではイングランドのリーグよりも多いんです。
このリーグは、現在12チームから構成されています。
まずは、1節~33節まで、総当たりの対戦を3周行います。
そして、34節~38節まで、上位グループ・下位グループが6チームに分かれて対戦し、優勝チーム、降格チームを決めるというやや特殊な方式です。
上位グループの試合を優勝プレーオフ、そして、下位グループの試合を降格プレーオフと呼びます。
サッカーの母国・英4協会の一角として、かつてはイングランドのライバルとう位置づけで高い人気を誇っていました。
しかし、20世紀も後期になるにつれ、他の欧州各国リーグの発展・向上、そして、経済力で優位に立つプレミアリーグとの差が広まるなどし、徐々に海外からの評価・人気に陰りが生じることに。
しかし、それも21世紀に入ると、CLなどでセルティック、レンジャーズの2大クラブが徐々に存在感を出し始めます。
さらにハーツ、アバディーン、ハイバーニアンなども国内で復調しはじめ、少しずつですが人気や評価が見直されつつあるようです。
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